
今年一年ありがとうございました
今年も冬至を過ぎ、残すところ僅かとなりました。
「生きる」ことについて根底から考えさせられる世界情勢が続く昨今ですが、「善悪」「陰陽」という二極の攻めぎ合いは人の中に必ず持ち合わせているように思います。
そんな中で普遍的な愛は、ふとした瞬間に至福の感覚として私たちに生きる希望を与えてくれていると感じます。来年のカレンダーにもそんな想いを込めました。
有難いことに、今年も多くの土地へ取材へ赴き、新たな出逢いへの感謝と大自然への畏怖を抱きながら過ごす中で、只々自身の真実へ向けて意識の拡大が促されるような一年でした。
私自身は実に非力な人間ですが、多くの方々にお力添えいただき、こうして生きております。
私にとって、描くこと、表現することの本質は、自分の探究です。
意味を見い出すのであれば同じ時代を生きる方々のために、祈りを込めて作品を描き続けることかと思います。
今まで、そしてこれからの出逢いへ感謝を込めて。
全ての人々へ安寧が訪れますように。
どうぞ良い年をお迎えください。
エリー秀仙